100 金

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君達はトレハンで手に入れたアイテムを売っている最中
ある疑問が浮かばなかっただろうか?

「なぜ、黄金よりも金塊のほうが安いんだ?」

そう、金塊は、黄金が3つ並んでいるグラフィックなのに
その値段はOC込64kz、対する黄金はOC込み124kz、こいつは恐ろしい格差社会である
僕は、地べたを這い蹲りながら鉱脈を形成し続ける金塊を
この手で救おうと決めたのだ


・仮説その1 [黄金と金塊はまったく別の物質である]

カタシムリとナメクジラは別物だし
アルベルタとアルデバランも別物だ
そう、モノが違うんだから名前が違う、当然値段も違う
なんともシンプルで根底的な理由だ
それでは両方のアイテム説明を見てみよう

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 [黄金]
 太陽の輝きを持つ高貴な金属。
 硬くとても安定しているので加工が難しく、また珍しい為とっても 価値が高い金属だ。
 商人に高く売る事ができる。
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 [金塊]
 たくさんの金鉱石の中で、純粋な金のみを取り出して作成した四角い金の塊。
 加工しやすく錆びないので、貨幣として用いられることが多い。


まず比較として目に付くのは
黄金の加工が難しいとの表記に対して金塊は加工がしやすいと書かれている
そしてもう一つ、
黄金は珍しいと書かれているのに、金塊の説明文ではそこそこ流通しているような書かれ方だ

これはもう決定的と言いたいところだが、
金塊は比較的最近に存在が確認されたアイテムのため
時代が進み、鉱脈が発見されたことで流通が増え、
そのおかげで加工技術が上がったという可能性も払拭できない
しかし、そうであるならば、黄金の価格が金塊に準じて下がるはずなのだがそのようなことはない
というかLv4武器や神器等のアイテムの材料を金塊で代用することができないため
やはり別の物質と考えたほうが自然である

が、

君も感じただろうこのパッション
そうとも、この仮説は出来すぎている
それは現在のラグナロクオンライン社会的には不自然なことなのだ


・仮説その2 [ラグナロクのNPCは頭がおかしい]

僕が収集品を売るとき、
アイテム鞄の片隅からチラチラと顔を覗かせるシンブレイドやドリルカタールに対して
たったの12zなどという、べと液以下のなめた査定をキメてくる時点でどう考えてもおかしい

と、言ってやりたいところだが、ここは異国の地、
夏が近くなれば何処の家の裏庭でも、ドリルカタールがうっそうと群生していたりするため、
こんな雑草には値段を決めて払う気なんておきないね、という背景があるのかもしれない

そういえば彼らNPC商人達、
扱うものが違えど、思想いがみ合う国境線を跨げど、
彼らの提示する値段は全国一定でぶれることがない
僕は、絆というかプログラムというかそういうものをヒシヒシと感じた
彼らからすると冒険者達のほうこそ頭がおかしいという認識なのだろう


・仮説その3 [金塊は一つ一つがとても小さい]

驚愕、金塊のグラフィックは騙し絵だった
実際は1粒がグリコみたいな大きさである

どうだろうこれなら誰もが納得ではないか
まあ重量を見ればイッパツなので、調べてみた
[黄金]重量:20
[金塊]重量:30

……

はい畜生、しかしここで新たな仮定が爆誕したのだ


・仮説その4 [重量の概念が我々の住む世界とは違っている]

重量とは、空気を歪めるなんらかの負の力、
つまり重いとマイナス要素になるのではなかろうか

それを裏づけする事実として、
ベインスの周辺で採掘されるメタリウムという名の鉱物がある
これは実はユミルの心臓の欠片となんらかの関係がある機械の材料らしいので
レッケンベルがベインスの住民を使って集めている
この鉱物の成分は生身の身体で扱うにはとても身体に負担のかかるものらしい

おお、なんて重いアイテムだろう
住民達はこれを、安い労働賃金(仮説上、存在が重いから安い)にもかかわらず、
体調を崩しながら日夜掘り続けているのだ

重い、重いぞ、これは完璧すぎる
金塊も存在がなんらかの理由で重く、そのため価値が低いわけだ

いやあしかし、
こんなにも誰一人納得しない説明でよいのだろうか



・仮説その5 [忘れていた]

ぶっちゃけ、
開発チームが金塊を実装したとき、
彼らは黄金の存在を忘れていたのだろう


不自然が自然、これが終末の世界だ



 
posted by zusuyo at 10:44 | 76−100